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kinari no design methodとは? 〚千葉市。 オープンテラスのモダンファサード。 春の薫る新緑アウターを纏って。〛の つくりかた。

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    みなさんこんにちは。
    キナリデザインの多田です。
    普段の設計作業において、いったいどんなところに気を付けながら打ち合わせを進めてkinarino施工事例が仕上がっているのか、皆様のこれからのエクステリアプランのご参考になればと、ご紹介していきますね。

    第11回は、〚千葉市。オープンテラスのモダンファサード。春の薫る新緑アウターを纏って。〛の つくりかた。をお送りします。
    北側に面した落ち着いた陽射しのオープンテラスはプレイヤードにも、ガレージにも使えるマルチスペースとして計画しています。ライフスタイルに合わせて楽しめるエクステリアデザインが素敵ですね。
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    こちらが、エクステリアリフォームのご依頼を頂いた時点の外構です。
    玄関ポーチ廻りに植栽を集めて、目隠しとしています。グリーンを島状に配置して、周囲を砕石敷に。
    広く自由に使えるスペースとなっていますが、少々シンプルな仕上がりに、過ごし方のイメージが付きにくいような気もしますね。
    暫くはこちらの外構計画で過ごされてきたとのことですが、今回は、より使いやすく、楽しめるお庭にリフォームしたいとのことで、外構のお打合せがスタートしました。
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    ご提案したエクステリアイメージパースがこちらです。
    平面のゾーニングをはっきりと示して、場所ごとの使いかたをイメージしやすくしてみました。一番は、リビングルームの掃出し窓からお庭へと降りるステップ。ステップ廻りには奥まった配置のプライベートスペース。その外側に大判に割り付けたプレイヤード。予備のガレージエリアを兼ねた外構計画となっています。
    リビングの窓を中心にして、活動範囲がお庭へと膨らんでいくイメージです。
    北東にメインのガレージスペース、ワイドタイプのカーポートを配置しました。
    ガレージ・インナーテラス・アウターテラス・エントランスポーチをグリーンで繋ぐゾーニングとなっています。
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    そんな素敵な外構リフォーム、工事スタートです。
    まずは車庫廻りの既存砕石敷をはがしていきます。土間コンクリートを打設する準備として
    およそ、仕上がり面から20㎝ほど宅盤を鋤取ります。
    その後、再生砕石を7~10㎝、土間コンクリート厚10㎝にて、床高さが決まる計画となっています。商品以外の、強度にかかわる部分ですので、ブロック基礎や、カーポート基礎などど合わせて、外構工事計画時にしっかり仕様を確認されることをおすすめします。
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    全体に下地砕石を敷き込んだ状況です。
    カーポートはリクシルのフーゴFです。モダンなガルバリウムの外壁が印象的な建物ですので、エクステリアもスタイリッシュなイメージで仕上げていくのが正解ですね。
    手前にはリビングからのタイルステップ、下地ブロックの施工中です。
    建物に対して平行ではなく、ほんの少しだけ角度がついているのが分かりますでしょうか。
    インターロッキングテラスサイドへ、カーポートサイドへ、少し動線を振って空間に変化を持たせてみましょう。
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    タイルテラスの下地コンクリート打設完了です。
    ポイントは床高さですね。建物サッシの下10㎝くらいに基礎の水切り金物がついています。これは、基礎内の空気を換気するための通気層の役割となっていますので、外構計画で塞がないように気を付けましょう。
    ただ、内部の床と高さを揃えたいなどの理由がある場合は、通気グレーチングを計画するなどして、床高さを上げることができます。担当のエクステリアプランナーさんに相談してみましょう。
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    テラスにタイルが施工されました。今回はリクシルのベスパ クオーツタイプのタイルです。
    石目模様が施されていて、上品で動きのある床仕上げとなります。
    他には、素焼き調のテラコッタ、マットなセメントタイプなども同じシリーズでラインアップされています。
    希望のエクステリアスタイルに合わせてチョイスしていきましょう。
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    さて、ここからタイルテラスにインターロッキングを合わせていきます。
    インターロッキングは厚み6㎝~8㎝のコンクリート平板です。表面に様々な仕上げ加工がなされています。タイル貼や石貼の床のように、下地コンクリートの施工が不要なので、工事費全体を抑えられるメリットがあります。ただ、コンクリート系の工業製品なので、発色等が多少弱いといったデメリットもあります。
    採用の際はよく検討されることをお勧めします。
    今回はエスビックのソルベです。動きのあるクオーツタイルとのコントラストが素敵ですね。
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    こちらはエントランスポーチに添えるアクセント。ボーダータイル仕上の植込みです。
    ポーチからまっすぐにガレージスペースに出られないように動線を誘導する役目があります。
    タイルはリクシルのセラヴィオです。タイル表面の仕上方でいくつかの種類があります。
    割石調のセラヴィオS、溝面ボーダーのセラヴィオK、ボリュームあるボーダーバランスのセラヴィオグランなど。エクステリアプランナーさんとよく相談して決定していきましょう。
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    インナースペースが概ね形になってきましたね。ここからはアウタースペースのガレージフロアの施工にとりかかります。
    イメージパースのように、今回は外構床を大判で割り付けるデザインです。
    このように、砕石敷の下地上に木枠でラインを入れていきます。
    この段階で、割付寸法が違ってしまうと、仕上がりのイメージがガラッと変わってしまいますので、外構図面の寸法をしっかりチェックすることが大切です。
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    きちっとした枠組みの施工が完了したところで、土間コンクリートの打設となります。
    外構の場合、土間コンクリートの仕上は、滑りにくい刷毛引き仕上げ、平滑に仕上げる金ゴテ仕上げのいずれかです。美観、汚れやすさ、使いがってなどを考慮して、どちらにするか検討しましょう。
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    さて、土間コンクリートの枠バラシを行って、ようやく完成が見えてきましたね。
    玄関ポーチ脇の植込みスペースには景石をあしらっています。
    今回はお客様が持ち込まれた自然石を、植栽とのバランスを考慮して配置してみました。
    この状態ですと、石が丸見えになってしまっていて、まだ工事中といった感じですね。

    ここから最終工程の植栽工事に移ります。
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    いかがでしょうか。
    既存のヤマボウシとハイノキに合わせて、下草を植え込んでいきます。
    インターロッキングの舗装との境界をぼかして、景石はさり気ない程度に見えるように。
    彩りが楽しいカラーリーフで仕上がり感が一気にあがりましたね。

    kinari no design method 〚千葉市。オープンテラスのモダンファサード。春の薫る新緑アウターを纏って。〛の つくりかた。
    いかがでしたか?これからエクステリア、外構工事を計画される皆様の、少しでもお役に立てれば嬉しいのですが。
    では、皆様にお会いできることを心待ちにしております。

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