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kinari no design methodとは? 〚千葉市。 最旬アウターでつくる美しい輪郭。 秋の気配を意識したスタイルへ。〛の つくりかた。

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    みなさんこんにちは。
    キナリデザインの多田です。
    普段の設計作業において、いったいどんなところに気を付けながら打ち合わせを進めてkinarino施工事例が仕上がっているのか、皆様のこれからのエクステリアプランのご参考になればと、ご紹介していきますね。

    第10回は、〚千葉市。 最旬アウターでつくる美しい輪郭。 秋の気配を意識したスタイルへ。〛の つくりかた。をお送りします。
    こんな気持ちの良いポーチテラスがあったら、気持ちよくお客様をお出迎えできて、お休みの日には芝生のお庭でのんびりとくつろげそうですね。
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    こちらが今回の外構計画イメージパースです。
    エクステリアのリフォームプランのご要望を頂いて、外構のお打ち合わせがスタートしました。
    大きく分けて、エントランス廻り、ガーデンテラス廻り、駐輪スペース廻りの三つのゾーンを計画していきます。
    エントランスは既存のポーチ階段を作り変えて、より玄関廻りらしい設えにしたいとのこと。
    エクステリアパースにように、1段目を道路境界いっぱいまで広げることで、使い勝手よく、ボリュームのあるプランをご提案しました。
    また、植栽が入ることで訪問者の視線を誘導できます。玄関の丸見え感を軽減することができますね。
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    こちらはガーデンテラス側のご提案エクステリアパースです。道路からの視線をカットしたい、お庭への出入りをしやすく、お庭にでたくなるようなテラスを計画して欲しいとのご希望でした。
    こんな場合は、まず一番最初に植栽の配置を考えます。
    タイルテラスや、芝のヤードがあって、最後にシンボルツリー、ではないのです。
    道路とリビングサッシの位置を確認して、実際に道路に立ってみて、どの位置にツリーが入るのがベストか、考えましょう。次に、リビング側から見てみましょう。窓に近すぎないか、室内からの景観が損なわれていないか、しっかりチェックしましょう。外構計画においては、現場確認、現場でのイメージ合せがとっても重要だと思います。
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    こちらは同じタイルテラスの外構パースですが、タイルカラーをブラックに変更しています。
    サイドにつながるインターロッキングのアプローチカラーもブラウンに。
    既存の玄関ポーチタイルがブラックなので、ガーデンテラスもブラックで統一するか、明るく開放的にベージュ系にエクステリアの雰囲気を変えるか、、イメージパースを見比べながら考えていきます。
    ブラックのタイルですと、外構がきりっと引き締まった印象になりますね。タイルテラスがお庭の主役になるケースです。芝のターフがタイルテラスを引き立てていますね。
    上のページのパースはベージュのタイルが、芝のヤードを引き立てています。色の違いで空間の主従が入れ替わってくるのです。
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    まったくの別案として、ウッドデッキテラスのエクステリアイメージです。
    デッキの平面プランはタイルほどの自由がきかないため、このようなかっちりした矩形の外構デザインとなります。
    広い床が使いやすいアウターリビングになるプランです。。
    このケースも、ターフヤードとの一体感というよりは、デッキ・ターフがセパレートした別々のシーンの組合せなイメージになってきますね。
    ステップデッキをつけることで、リビングからお庭がより身近に感じられますので、積極的にガーデンで過ごすことができます。外構計画にはおすすめのアイテムです。
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    こちらが着工前のエントランス廻りです。落ち着いた、使い勝手のよいスタンダードなエクステリアデザインです。ただ、道路レベルの土間コンクリートスペースをもう少しなんとかできないかとのご要望。
    お客様がいらっしゃったときに、上から見下ろすような位置関係になってしまいます。また、こちらから下りて行っても、二人が立てるほどのスペースではないため、結果として、どうしていいかわからないスペースとなってしまっていました。
    外構計画を考える際に、階段のラインを決めるのではなく、人が立つ位置、歩く動線を決めるのがおすすめです。その動きに合わせて階段のラインが浮かびあがってくるのがエクステリアデザインの正解です。
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    ということを実現するための外構工事として、まずは階段1段目を拡幅します。
    道路境界いっぱいまで使えば、階段の奥行きは30㎝から90㎝へと広がります。大人2人がゆったりと立っていられるスペースが出来上がります。この時に気を付けたいのは、既存の門柱ユニットとの関係ですね。階段1段目に門柱が埋まってしまうことになりますので、床が上がったときの仕上がりをイメージパースでしっかりチェック、おかしなデザインになってしまわないかを事前に確認しておくことが必要です。
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    横から見てみると、このように1段目がステージ状に広がっているのが分かりますね。
    1段目を広く持ち上げることで、3段目のポーチ床がぐっと近づいた印象になっているのが分かりますでしょうか。2方向からアプローチできるエントランスデザインをより、印象的に使いやすくリデザインできるように考えたプランです。
    ここでも植栽の配置が重要です。玄関へのアイストップとなるように玄関ドア・ユニット門柱を繋ぐラインの延長にシンボルツリーを配置しましょう。エントランスを華やいだ印象にするためには下草がとても重要な要素になりますので、草花を植え込めるスペースもしっかり確保しておくことが外構計画では大切です。
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    下地ブロックの段階では、空間の広がりが分かりにくかったですが、タイルを貼って仕上がるとこのように。エクステリアリフォーム前とは全然印象が違ってきますね。
    玄関ポーチが道路からぐっと近くに感じられます。門柱ユニットも計画にすんなり溶け込んで、一体感あるまとまったデザインになります。なにより、立ち止まって、その場所に滞在したくなる、通りすぎるだけの
    空間とは正反対の空間に生まれ変わりますね。ここにシンボルツリーが入ることで、トップの写真のエクステリアリフォームが完成します。
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    こちらはガーデンテラスの下地作業中です。ポイントは、1階床を階段3段目としてエクステリアデザインをまとめていることです。1段目も、2段目も斜めのラインでデザインされています。3段目(1階床)に上がることで、建物平行ラインまで回転する平面計画なんです。
    芝のお庭と、リビングを繋ぐ廻り階段的な設えが印象的なタイルテラスです。
    中央にはシンボルツリーのスペースが用意してあり、その周りをインターロッキングで舗装していきます。
    インターロッキングはエスビックのソルベです。表面に粒の細かな化粧砂利が施されており、非常に上品な仕上がり感がある商品です。
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    玄関ポーチから、ガーデンへのサイドアプローチです。
    外構計画では、ゾーンとゾーン繋ぐ動線の仕上がりがとても大切です。どれだけ余白をしっかりと作り込むかで、メインのエクステリアの完成度が大きく左右されます。
    角度をつけた階段に直線を強調したインターロッキングの目地をぶつけることで、とても深みのある外構空間がうまれます。
    ぜひ担当のエクステリアプランナーさんとしっかりとお打合せして下さいね。
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    さあ、ガーデンテラスもタイルを貼って作業完了です。
    主役級、ど真ん中スペースに、シンボルツリーが入ってくるのが分かりますね。
    エクステリアでもっとも大事な要素の一つが植栽です。空いたスペースに植える、ではなく、一番良いスペースを準備する、そのためにゾーン・動線を考える、、のが正解だと思います。
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    シンボルツリーはエゴノキです。春には鈴なりな白い花を咲かせてくれます。
    角度をつけてリビングへと誘うステージ階段が敷地全体をひとつにまとめてくれているのが分かりますね。
    外構計画で暮らし方が変わりますっ、の一例となれば嬉しいのですが。

    kinari no design method 〚千葉市。 最旬アウターでつくる美しい輪郭。 秋の気配を意識したスタイルへ。〛の つくりかた。
    いかがでしたか?これからエクステリア、外構工事を計画される皆様の、少しでもお役に立てれば嬉しいのですが。
    では、皆様にお会いできることを心待ちにしております。

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