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kinari no design methodとは? 
〚大人モダンな上質ゲートフレーム〛の つくりかた。

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    みなさんこんにちは。
    キナリデザインの多田です。

    普段の設計作業にて、いったいどんなところに気を付けながら打ち合わせを進めてkinarino施工事例が仕上がっているのか、皆様のこれからのエクステリアプランのご参考になればと、ご紹介していきますね。

    第2回は、大人モダンな上質ゲートフレーム、をお送りします。
    こんなモダンなファサードだったら、毎日見とれてしまうかも、ですね。
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    千葉 船橋市にて、三井ホームさんで新築外構を検討されているお客様からのお問い合わせでした。
    モダンなタイル貼の外壁に合わせるエクステリアはどんな感じが良いのか、決めかねているので色々な提案をしてほしい、とのこと。
    それではっ、と初回のご提案パースがこちらです。
    斜め45度からのメインアングルに対して、柔かな印象の曲線を合わせていきます。オーバードアで防犯性を高めたクローズド外構、モダンな建物とナチュラルなエクステリアの意図的なギャップを狙ったプランです。
    デザインのポイントはメインアングルを決める、ということです。
    そこから枝分かれして部分部分のデザインを詰めていくのがよいと思います。
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    初回のプランのご感想は大変に良かったので、ほっと一安心です。
    では、もう少し上品な、エレガントなエクステリアデザインにすると、、、、
    ということで、セカンドプランがこちらです。
    クローズスタイルからオープンエクステリアに変更。基壇部にはブラックを集めて引き締め効果を狙います。
    重くなり過ぎないように、アクセントには鋳物のスクリーン、ディーズガーデンのフィックスフェンスを取り込みました。
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    さらにそこから派生させて基壇色をホワイトに変更。
    重厚感からエレガントへ、女性的な印象に変わってきたのが分かるかと思います。
    カラーバリエーションは比較的初期の段階で、色々なパターンを見ておくと、その後のエクステリアデザインがぶれませんので、ぜひ行ってみて下さい。
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    さあ、サードプランに移りましょう。
    ここではリクシルさんの+Gが登場です。
    現代版の数寄屋門、冠木門をイメージした存在感あるアイテムです。
    リニア吊引き戸を組み込んで、ガレージとエントランスを同時にクローズすることができます。
    クローズエクステリアのプランをご希望の皆様は、採用を検討されてみてはいかがでしょうか。
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    さてさて、プランの調整を続けていきましょう。
    門廻りを、袖壁ではなく、ゲートフレームのアルミ格子で繊細にデザインした案です。
    表札・ポスト・インターホンが一体になったファンクションユニットを使うことで非常にすっきりとしたデザインとなります。
    汚れも付きにくい、メンテナンスフリーなプランです。
    もう一つのポイントがフレームの奥行き感です。
    前のプランに比べて、どっしりと見えませんか?ゲートフレームというオプションでダブルフレームに設えたプランです。細かな部分のデザインで、全体の印象が大きく変わってくる実例です。
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    さてさて、さてさて、いろーんなプランをお作りしましたが、こちらが決定案。
    エクステリアのメインファサードが建物外観とジャストフィットなプランとなりました。
    ファサードとは、メインアングルの立面のことをいいます。
    外構のお打合せの際に、ファサードの雰囲気が、、、、なんて使ってみて下さいね。
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    それでは工事開始へと進みましょう。
    南側道路側境界の根切(掘削)作業です。
    ここでのポイントは道路境界からの逃げ、です。
    将来、越境している、していない、と、トラブルを回避するためにブロックは境界から1㎝~2㎝程度逃げて(敷地側にずらして)施工することが多いです。
    なんか道路との間に隙間が、と思ったら、この逃げ寸法を思い出してくださいね。
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    道路側の化粧ブロックの施工が始まりました。
    マチダコーポレーションのリベロ1L アイボリーです。
    とても爽やかな色味の化粧ブロックで人気の商品です。
    ブロック内部には、縦筋、横筋と鉄筋が配置されますので、施工時に確認してみて下さい。
    また、高さが1.2mを超えるブロック塀には控え壁(補強の壁)が必要になります。
    スペースが限られてしまうので、敷地形状をよく見て、塀高さを検討しましょう。
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    こちらはエントランス廻りの掘削状況です。
    設備配管が露出しているのが見えますでしょうか。
    エクステリアのプランはどうしても設備配管と干渉する部分がでてきます。
    どうやって、最小限の調整で、うまく収めていけるかが腕のみせどころです。
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    図面に〇をつけた、メインの階段と竪樋が干渉してしまうため、上の写真に記入したように一部、雨水ルートの変更をお願いしました。
    このあたりは、外構工事と建築工事の調整で、ハウスメーカーの設計担当者様、エクステリアデザイナーさんがお互い協力しながら進めていく必要があります。
    ハウスメーカーさんとしっかり打ち合わせができるエクステリアプランナーさんに担当頂けると安心ですね。
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    さあ、こちらは門袖の基礎施工状況です。
    門袖とは、表札・ポスト・インターホンを取り付けるための袖壁のことです。
    門扉の脇に立てることから、門袖と呼ばれています。
    ポイントは先行配管、スリーブです。
    コンクリートを打設してしまってからは壁内部に配管など通せなくなってしまいます。
    インターホン取付のための弱電配管や、扉を支える柱を立てるスペースなど、完成をイメージしての準備作業が大切です。
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    袖壁立上りの配筋状況です。ここでのポイントはドーナッツです。
    おなかすきましたね。あ、ドーナツあるよ、食べようよ、のドーナツ、ではありません。
    黄色いリングが見えるかと思います。これをドーナツといいます。
    スペーサーのことです。スペーサーとは、コンクリート壁の内部の鉄筋が、壁の真ん中にくるように固定する治具のことです。
    鉄筋廻りのコンクリートが薄いと、鉄筋のサビの進行が早まってしまうので、それを避けるためにセットします。
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    門袖に表札・ポスト・インターホンを取り付けていくのですが、ここでポイント。
    パース通りの仕上がりとするにはしっかりと取付寸法を指示する、ことです。

    あ~、パースの感じだとだいたいこの辺かなっ、と取り付けてしまうと、、、
    ????なんか違うな~、どこがおかしいのかな、という状況になりかねません。

    現場で手書きのメモでもいいのです。プランナーさんが直接、職人さんに自分のデザインの意図を伝えることが大切です。
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    じゃん、しっかりと寸法を指示した甲斐がありました。綺麗に収まりましたね。
    タイルの色味も鮮やかでとても良い仕上がりです。
    あとは表札取付となりますが、こちらも注意が必要です。
    表札には脱落防止のために、裏側にボルトがついています。
    特殊なデザインの表札は裏にいくつものボルトが、その位置にぴったりあうように
    タイルの壁面にドリルで穴を空けていきます。
    たまに、タイルが欠けてしまったり。表札のデザインと壁の仕上げ材の相性も大事なのです。
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    さあ、ゲートフレームが組みあがりました。
    リクシルの+G、リニア吊引き戸です。
    もちろん電動ですので、車の出入りも楽々です。
    ここでのポイントは空き寸法、です。
    引き戸が閉じたときに、門扉との隙間が空かないか、重なりが大きすぎないか、
    開閉時に門袖にぶつかったりしないか、外構工事開始前に十分な検討が必要となります。
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    こちらは玄関ポーチのサイドテラス。
    ハウスメーカーさんのポーチは階段がどこか一面についていて、一方向からの利用となっていることが多いですね。
    でも、植栽スペースと兼用したい、正面からもアプローチできるようにしたい、など
    エクステリアとの取り合いでいろんな希望がでてきます。
    そんな希望を叶えてくれるエクステリアプランナーさんは頼れる存在です。

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    ポーチの側面にワイドなステップを追加してみました。
    これなら、アプローチからもガレージからも出入り自由な技ありポーチ。
    植栽も地植えできるようにスペースを確保しています。
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    角度を変えて、アプローチ側からのアングルです。
    ここでのポイントはフロートステップ、浮き階段です。
    階段の段鼻をインターロッキング下地で造作していきます。
    写真手前の色の違う平板が浮き階段の1段目になっていきます。

    ゆったりと奥行き感がでるため、最近の外構工事では人気が高まってきています。
    ご採用を検討されてみてはいかがでしょうか。
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    フロートステップにタイルが張られました。
    アプローチ床は下地コンクリート打設の状態です。
    なにやら、木枠のようなものが設置されていますね。
    これはなんでしょうか。
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    床タイルを仕上げた状況がこちらです。
    先ほどの枠組はスリットへと変身しています。
    フロートステップにより浮遊感を与えるためのエクステリアのデザインです。

    もうひとつのポイントは床タイルの種別です。
    写真左側は歩行者用の9㎜厚タイル、右側は車両用の20㎜厚タイルです。
    用途によって異なるタイルをうまく組みあわせてみてはいかがでしょうか。
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    さてさて、このローアングルの写真、なにをお伝えしたいかといいますと。
    細ーい、シルバー色のバー材が見えますでしょうか。
    フロートステップにはマストな、バーライトです。
    リクシル、タカショーといろいろなエクステリアメーカーさんが多彩な商品を製作しています。
    外構プランにあった商品をご検討されるのがおすすめです。
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    夜の点灯を確認して一安心です。
    玄関ポーチの照明と相まって、なんとも幻想的なシーンですね。
    早くマイホームに帰りたくて仕事が手につかない、なんてことのないように。。。

    綺麗に見せるポイントは蹴込寸法とバーライトの取付位置です。
    間接照明なので、できるだけ灯具が見えないようにしたいものなのです。

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    最後は植栽が入って完成を迎えます。
    こちらはお客様が建て替え前に植えていた桜の木。
    解体工事前に近くの植木屋さんに堀上げて保管して頂いていたそう。

    無事にもとのお家に戻ってこられてよかったですね。
    心なしか、サクラの葉っぱが嬉しそうな気がします。
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    雨の中ですが、ようやく完成となりました。
    しっとりと艶めくゲートフレームが建物全体を引き締めて、とても上品なエクステリアに仕上がりました。
    kinari no design method 〚大人モダンな上質ゲートフレーム〛の つくりかた。
    いかがでしたか?これからエクステリア、外構工事を計画される皆様の、少しでもお役に立てれば嬉しいのですが。
    では、皆様にお会いできることを心待ちにしております。

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    千葉、千葉市の新築外構・外構リフォーム・お庭ならおまかせください。
    キナリデザインは外構・ガーデン・エクステリア専門のデザイン事務所です。
    あなたのためにオンリーワンのガーデンデザインをご提案いたします。

    施工実績では千葉県内を中心に行った新築外構・エクステリア・ガーデンの当社実例をご覧いただけます。創業より40年以上の歴史を誇る多田工業(株)と共に、責任を持って施工いたします。
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