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kinarino column 天然芝の季節ごとのお手入れ方法

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    皆さんこんにちは。
    キナリデザインの立川です。

    毎日とても暑い日が続きますね…皆さん体調はいかがでしょうか?

    さて今回は
    芝生(日本芝)のお手入れ方法のご紹介です。

    まずは、植えたばかりの芝ではなく、植えてしっかりと根付いた状態の芝生のお手入れを季節ごとに見ていきましょう。

    ※今回は関東エリアでの気候に合わせて書いております。
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    春(3月 - 5月)、いろいろな植物が一斉に芽吹きます。

    草刈り: 冬の間に伸びた雑草や古い芝を刈り取ります。刈る高さは、芝の種類によって異なるので注意してください。

    肥料: 春は成長期なので、窒素を多く含む肥料を施しましょう。肥料の種類と量は、製品の指示に従ってください。

    水やり: 乾燥している場合は、適切な水やりを行います。浅く頻繁に水を与えるのが良いです。
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    夏(6月 - 8月)、梅雨時期と真夏で水やりの頻度が変わります。十分な雨が降れば水やりはお休みします。

    水やり: 暑い季節なので、芝生が乾燥しないようにこまめに水やりを行います。早朝又は夕方の遅い時間帯が適しています。気温が上がってから水やりをすると、あげた水の温度が高すぎて芝がやけどしてしまいますので、注意してください。

    刈り込み: 芝が伸びすぎないように、週に1回程度の頻度で刈り込みを行います。(目安は5cm以上伸びたら。)
    刈り取った芝はしっかり集めてよけておくと堆肥に利用できます。
    軸刈り(茎の部分を刈ってしまい葉がなくなってしまうこと)をしないように気を付けてください。
    そうならないためにはやはり、芝を伸び放題にしないことです。
    そして何ミリの高さで刈るかを慎重に決めましょう。
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    秋(9月 - 11月)、まだまだ暑い日も続きますが夜はいくらか過ごしやすく、そしてどんどん長くなっていきますね。

    草刈り: 夏の間に伸びた草を刈り取ります。秋刈りは芝の健康に良い影響を与えます。

    肥料: 秋は芝の成長が活発な時期です。リンとカリを含む肥料を施し、根張りを促進します。

    芝の種まき: 薄くなった部分や傷んだ箇所に、芝の種をまきます。種まき後は適度に水を与えましょう。
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    冬(12月 - 2月)、寒いので、庭仕事はおっくうになりがちですが、週に一度くらいはガーデンパトロールして、お庭の状態を把握しておきましょう。

    草刈り: 寒い季節なので、草の伸びが緩慢ですが、必要ならば刈り取ります。

    落ち葉の除去: 落ち葉が芝に積もると通気性が悪くなり、病気のリスクが高まります。定期的に除去しましょう。

    以上が、関東地方での芝生のお手入れ方法の基本的なガイドラインです。
    芝の種類や気候条件によって微調整が必要な場合もありますが、これらのステップを守ることで、美しい芝生を育てることができます。
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    そしてどの季節であっても、植え込んだばかりの芝には毎日たっぷりのお水をあげてください。
    2週間程度で様子を見て、根付いていれば通常のお手入れに。

    1. 水やり:

    頻度: 芝生を植えた直後から、十分な水分供給が必要です。毎日水を与え、土壌を湿らせましょう。芝生が根付くまで、土壌が乾燥しないように注意が必要です。

    水の量: 水を深く浸透させるために、1回の水やりで土壌全体に1インチ(約2.5センチ)以上の水を与えることが理想的です。

    水やりのタイミング: 早朝または夕方に行います。過度な水やりは根を浅く育てる可能性があるため、注意が必要です。

    新しい芝生が十分に根付くまで、通行を控えてください。
    足跡や重い物を載せることで芝生が傷つく可能性があるため、慎重に扱いましょう。

    新しい芝生のお手入れには根気が必要です。通常、芝生が根付くのに数週間から数ヶ月かかります。この期間中は特に水やりに注意し、植物が健康に育つようにサポートしましょう。地域の気候条件に合わせてお手入れを調整することも重要です。

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    この他、植え付けて3年目以降からはエアレーションという土壌に空気を入れてあげる作業もあります。
    エアレーション(空気注入)と堆積物収集は、芝生の健康と美しさを維持するために非常に重要なケアの一部です。以下にそれぞれの詳細を説明します。

    1. エアレーション(空気注入):

    エアレーターの使用: エアレーターは、芝生に小さな穴を空けるための機械です。土壌に均等な間隔で穴を開け、根に酸素、水、栄養を供給し、圧縮された土壌を緩めます。

    タイミング: エアレーションは通常、春または秋に行います。土壌が湿っていることが重要です。

    穴の深さと間隔: 穴は通常3〜4センチの深さに開け、10〜15センチの間隔で。

    エアレーションのメリットは次の通りです:

    土壌通気性の向上
    根の成長を促進
    水の浸透と排水を改善
    芝生の密度を向上させる








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    さて次は 堆積物収集について、です。

    堆積物収集は、芝生から落ち葉、刈り草、枯れた芝生などの有害な堆積物を取り除くプロセスです。これを行うことで、芝生の健康と美しさを維持できます。

    除去の方法: 落ち葉や刈り草は、手で集めるか、芝刈り機のバッグに収集するなどの方法で取り除きます。枯れた芝生は、定期的な刈り込みによって制御します。

    タイミング: 堆積物収集は、特に秋季に重要です。この時期には葉が多く散らばります。また、春季や夏季でも必要に応じて堆積物を収集します。

    堆積物の問題: 堆積物が放置されると、通気性が悪くなり、病気や害虫のリスクが高まります。また、芝生の成長を妨げ、美しさを損ないます。

    エアレーションと堆積物収集は、健康で美しい芝生を維持するために必要な基本的なケアの一部です。
    これらの作業を定期的に行うことで、芝生が十分な酸素、水、栄養を受け取り、良好な状態を維持できます。







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    元気な芝もお手入れを怠ると、残念ながら芝はどんどん弱ったり枯れたりしてまいます。

    芝の弱体化(数週間から数か月):
    芝生の水やりを怠ると、乾燥して弱くなります。特に暑い季節や乾燥地域では、水分不足により芝生が茶色くなることがあります。

    根の浅さ(数か月から1年以上):
    芝生の刈り込みを怠ったり、エアレーションを行わなかったりすると、芝の根が浅くなり、芝が弱体化します。根が浅い芝生は乾燥に弱く、病気にも感染しやすいです。

    お手入れを怠ることは芝生にとって害を及ぼす可能性が高いため、定期的なメンテナンスを怠らないことが重要です。
    芝生の健康を維持し、美しい状態を保つために、季節ごとのお手入れを適切に実施し、問題が発生した場合には速やかに対処することが大切です。

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    さてここまでいろいろと書いて来まして、色々と大変な作業があると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、年間を通しての作業です。

    芝は生きていて、冬以外は青々としたきれいな景観を見せてくれるので、たっぷりの愛情を注いであげましょう。その分きっと期待に答えてくれるはずです。
    初めてでもこまめに少しずつ取り組んでみてください。

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